2026年PGA TOUR優勝者のクラブを、メーカーの勝利数だけでなくドライバーヘッドとシャフトの組み合わせに注目して比較する。同じヘッドでも、選手によって重量帯・フレックス・ロフト設定は異なる。優勝実績は性能の絶対順位を示すものではない。
優勝者のドライバー:シャフトまで比較
使用クラブの実物写真はメーカー公式ページで確認できます:Titleist GT3の公式写真 / TaylorMade Qi4Dの公式写真。
マイケル・ブレナン
ヘッド・ロフト
Titleist GT3/9°表記(資料に差異あり)
シャフト
Project X HZRDUS Smoke Blue RDX 70 TX
スコッティ・シェフラー
ヘッド・ロフト
TaylorMade Qi4D/7.8°設定
シャフト
Fujikura VENTUS Black 7X
ウィンダム・クラーク
ヘッド・ロフト
TaylorMade Qi4D/8°
シャフト
Project X TITAN Yellow 60 TX
ジェイコブ・ブリッジマン
ヘッド・ロフト
TaylorMade Qi4D/10.5°
シャフト
Project X TITAN Green 60/6.5
オースティン・スマザーマン
ヘッド・ロフト
Titleist GT3/10°
シャフト
Project X HZRDUS Smoke Black 60 TX
上記は公開された取材時点のセッティング例。表示ロフトと実効ロフトは異なる場合があり、シャフト長・チップカット・総重量は未確認のため推測しない。公開情報の更新によって変更される可能性がある。
なぜ同じヘッドでもシャフトが違うのか
Qi4D使用者でもシェフラーはVENTUS Blackの70g台X、クラークはTITAN Yellowの60g台TX、ブリッジマンはTITAN Greenの60g台6.5を採用。単に硬い・柔らかいだけではなく、重量、振り心地、切り返しのタイミング、打点の安定性を含めて組み合わせを選んでいる。X・TX・6.5という表記はブランドをまたいで同じ硬さを意味しない。
ベイカレント優勝のブレナン:GT3と70 TX
ブレナンはGT3とHZRDUS Smoke Blue RDX 70 TXの組み合わせ。SureFit C3の設定も報じられた。2026年ベイカレントクラシックでは高いフェアウェイキープ率を記録し、方向性が優勝に結びついた。詳しい14本の構成は10月12日のWITB総集編で紹介している。
パターの勝利数は選び方のヒントになるか
優勝パターにはTaylorMade、Scotty Cameron、PING、Odysseyなど多様なメーカーが登場する。パターはヘッド形状、ネック、長さ、ストロークとの相性が重要で、メーカーの勝利数だけで選ぶのは避けたい。実物を構えたときのフェース向きの見え方と距離感を確認することが大切だ。
日本で選ぶなら:試打の3ポイント
①60g台と70g台を同一ヘッドで比較する。②打ち出し角・スピン量・左右の散らばりを測定する。③ツアー選手のTX表記をそのまま模倣せず、国内で入手できる適正重量・フレックスを選ぶ。ツアー支給品と市販仕様の違いにも注意したい。
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