2026年10月18日、DP World Tourのインド大会ではエウヘニオ・チャカラ、日本オープンではレフティの細野勇策が優勝した。今週のWITB総集編は、両選手の公表済みクラブ情報と、狭いコースでロリー・マキロイがドライバーと3Wを外した戦略をまとめて読み解く。なおクラブ写真は各製品の参考画像であり「2026年10月18日の優勝時に同じ仕様を使用した」ことを証明するものではない。
今週の結果:チャカラと細野勇策が優勝
- DP World India Championship:エウヘニオ・チャカラ、通算21アンダーで優勝。ダニエル・ヒリアーに2打差。DP World Tour公式結果。
- 日本オープン:細野勇策、通算13アンダー(267)、2位の坂本雄介に2打差。日本プロに続く今季2勝目。JGTO公式スコア。
① チャカラのWITB:公開済みセッティングを確認
チャカラの2026年6月の優勝時WITBとして公開されている構成は以下。インド大会の最終日も全く同じ構成だったかは、現時点で確認が必要なため10月18日の確定WITBと区別する。
- ドライバー:Titleist GT系(公開資料では「GTS2」、9°)、Fujikura VENTUS TR Black 6X
- 3W:TaylorMade Qi4D 15°、Project X Trojan 6.5TX
- ユーティリティ:TaylorMade P770 3番、Project X LS 6.5 125
- アイアン:TaylorMade P7MC 5〜9番、Project X LS 6.5 125
- ウェッジ:Titleist Vokey SM10 43°/48°/53°/60°(60°は08M表記)、Project X LS 6.5 125
- パター:PXG Battle Ready II Apache
- ボール:Titleist Pro V1
参照:WITB Weekly 2026年6月公開一覧。シャフトやロフトは公開時点の情報で、試合ごとの変更はあり得る。



チャカラのクラブ選択をどう見るか
6月公表の構成ではP770のロングアイアンにP7MCの短い番手を組み合わせている。打点の安定と操作性のバランスを狙う、いわゆるコンボの発想だ。パターはPXG Apache。モデルだけでなくネック形状、ヘッド重量、実際の長さでフィーリングは変わるため、一般販売仕様とツアー仕様が同一とは限らない。
② 細野勇策:PING契約選手のコンボセット
PINGが10月7日に公表したベイカレントクラシック向けセッティングでは、細野は左用クラブを中心に次の構成を採用していた。このリストは10月7日公表情報であり、日本オープン優勝当日の全14本の確定リストではない。
- ドライバー:PING G440 LST 10.5°(左用)
- フェアウェイウッド:PING G440 MAX #4/#7
- アイアン:PING G440 #5・#6、i230 #6〜#8、BLUEPRINT T #9・PW
- ウェッジ:PING s159 52°S/56°S/60°H
- パター:PING 2021 PUTTER KUSHIN 4(左用)
出典:PING公式 2026年10月7日発表。重複する6番の記載や実際の14本の組み合わせはメーカー原文を基準とし、ここでは推測で補正しない。








細野のセッティングが面白い理由
長いアイアンには扱いやすさを、短いアイアンには形状・弾道コントロールの好みを反映するのがコンボセットの魅力。異なるシリーズを一緒に使うときは、ロフトのつながり、ライ角、ヘッド重量とシャフトの流れ、番手間のキャリー差を確かめる必要がある。細野の実測距離や微調整値は公表資料では未確認のため掲載しない。
③ マキロイがドライバーと3Wを抜いた理由
同じインド大会、デリーGCは全長約6,912ヤードながら木々と狭いフェアウェイが特徴。マキロイはドライバーと3番ウッドをバッグから外し、5番ウッドや2番アイアンを使う選択をしたと報じられた。飛距離が武器の選手でも、最大飛距離より次打を打ちやすい場所に置くことがスコアに直結する。
参考:Golf Monthly:マキロイのクラブ選択解説。なお、クラブを外すことと試合成績が良くなることは同義ではなく、コース条件に合わせた選択として理解したい。
④ 買うならどこをチェック?
新品・中古を比較する場合はロフト、利き手、シャフト品番、硬さ、長さ、ライ角、実際の状態を確認しよう。ツアー使用品の名称と一般販売モデルでは仕様が異なる場合がある。
※購入先リンクは現時点では通常リンク。提携トラッキングURLが確認できていないため、アフィリエイトリンクと偽って掲載していない。
まとめ
両優勝者の共通点は一律に最新モデルへ入れ替えることではなく、自分の球筋と求める打ち方から番手を選ぶ姿勢にある。今週のマキロイの事例も含め、まずは「どこから次を打つか」を基準にバッグの14本を見直したい。

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